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交流会 奈良・大安寺で「第7回心の講演会」を開催!

 奈良PHP友の会の恒例行事である心の講演会は今年で7回目を迎え、南都七大寺の一つで癌封じ笹酒まつりで有名な奈良の大安寺で開催されました。折から梅雨後半特有の大雨にも見舞われましたが、約60名の参加者を得て大安寺の全面的なご協力のもと、本堂にて荘厳な読経とご祈祷に続き、貫主の河野良文師の講演と笹酒拝受及び仏像拝観など文字通り身も心も洗われるひとときを過ごしました。
 「生かせいのち~和らかなる心~」という演題のもと、講師の河野良文先生は「大和は国のまほろば」から説き起こし、聖徳太子の「和を以て貴と為す」という言葉を引用し和に通じるやわらかなる心は人と人との調和の原点であり、宗教は船の錨のようにいかなる場合も人々の精神的な拠り所となるべきだと説かれました。折しも今年は平城遷都1300年祭が開催されており、奈良時代に南都七大寺の筆頭寺院として多くの名僧を輩出した大安寺にとっても遷寺1300年にあたるそうです。
 大安寺のご本尊である十一面観音は十一のお顔を持ち、喜怒哀楽様々な表情を見せておられますが、同じ「見る」にも観る、視る、診る、看るなどいろいろあり、我々人間も同じものを見ても立場によっていろいろな見方をしています。素直な気持とやさしい心を持ち、大正末期から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人・金子みすずの「大漁」という詩を紹介されました。
   おおやけ こやけだ 大漁だ
   おおば鰯の大漁だ
   浜は祭りのようだけど
   海の底ではたくさんの 魚の弔いしてるだろ
また仏教でよく使われる慈悲を、「喜びは分かてば倍増、悲しみは分かてば半減」という言葉を紹介してお互いに人を思いやる心の大切さを力説されました。
                     (文責:副会長・広報担当 後藤昌弘)

写真は講演される河野良文師と本堂での講演会風景

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更新日時: 2010年07月05日 13:32