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全国PHP友の会からのメッセージ「朝の読書」

朝の読書

                      全国PHP友の会 関東甲信越地区本部
                      本部長  香西 正敏

 読書についてはPHP誌でたびたび取り上げられている。最近では「児玉清のやっぱり読書は最高」(今年7月号)、「子どもにもっと読書の楽しみを!」(同5月号)、「おとなも読みたい絵本の魅力」(同3月号)、そして昨年の5月号で「家族の絆を育む読書の習慣」、平成19年5月に「〈うちどく〉のすすめ」さらには平成18年5月号で「朝の読書が育む心」などは、その好例である。
 読書は私の趣味の一つである。従ってこうした記事には自然と興味がわく。特に「朝の読書」については、内容は小・中・高での始業前のわずか10分間の読書の取り組みについてだったが、これを自分にも取り入れようと思った。その中の一つに「一日一言」シリーズがある。平成19年が「安岡正篤一日一言」、平成20年が「二宮尊徳一日一言」そして今年が「松下幸之助一日一話」である。
 安岡氏からは、<萬燈行>(一燈照隅、万燈照国)を、二宮氏からは<積小為大>(大事をなさんと欲せば小さなる事を怠らず勤むべし)を学んだ。さてわが師、幸之助氏からはまだ読書中ではあるが、何を示唆してもらえているのだろうか?
 私の目標は「素直な心」初段である。幸之助さんは30年かかるとおっしゃる。まだ自分は半分にもならない。初段がはるか遠いことはよくわかる。しかし今自分が何級程度なのかその尺度が全く把握できないのである。ところが処である。「松下幸之助一日1話」(6月3日)「自然に学ぶ」にひらめいた。“自然の営みが素直そのものだ”というのだ。実は私、今年の4月、突然朝のウオーキングを始めた。朝の散歩で種々の樹木、草花、鳥の鳴き声など自然に出会う。それを続けている内に先ほどの文に出会った。ひらめきがあった。「素直な心」に一歩でも近づいていると思った。でも今はそれだけ。これから!これから!である。

*参考「自然に学ぶ」
 自然の営みには私心もなければ、とらわれもないと思います。言ってみれば文字通り素直に物事が運び、素直な形でいっさいが推移していると思うのです。一輪の草花にしても、私心なく自然に花を咲かせているのです。そういった花の姿を見て、もちろん何も感じない人もいるでしょう。しかし、素直な心になりたいという強い願いを持っている人の場合には、あるいはそこに何らかのヒントを見出すかもしれません。
 そういうことを考えてみると、お互いが素直な心を養っていくための一つの実践として、大自然の営み、自然の姿というものにふれて、その素直さに学んでいくことも大切だと思います。
  松下幸之助一日一語  (愛蔵版)PHP総合研究所[編]

 

 

更新日時: 2009年07月02日 10:03