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【特集】PHP研究員による 相手に伝わるコミュニケーション・ミニ講座

★最終回 素直に話す★

                  PHP総合研究所 主任研究員 三崎 美津江
                             専門分野 【 臨床心理 】
                  http://research.php.co.jp/staff/misaki.html


 小さな子どもが、うれしかったことを、身ぶりや手ぶりを加えて一生懸命話している姿を見たことがありますか? ボキャブラリーも少なく、話し方もうまいものではありません。でも、その気持ちはとてもよく伝わってくるものです。コミュニケーションではうまく話すことがよいことだと思われていますが、相手に気持ちを伝える上でもっとも大切なことを一つだけ挙げるとすれば、その小さな子どものように素直に話すことではないでしょうか。
 日々“素直”を実践していらっしゃる友の会のみなさんには、釈迦に説法!? になってしまうかもしれませんが、私の考える素直に話すポイントを二つご紹介したいと思います。

●格好つけない
 素直に話す第一のポイントは、格好つけないことです。相手によく思われようとして別の人格を演じたり、話し方ばかりを意識していたりすると、それが相手には不自然に映ります。すると相手はあなたに警戒心を抱いてしまうため、あなたの話はかえって相手に伝わりにくくなってしまうのです。ですから、うまく話そうとせず、ありのままの自分で話すようにしましょう。飾らない話し方というのは、相手に安心感を与えます。すると相手は心を開いてあなたの話に耳を傾けてくれるでしょう。

●思いを強く持つ
 素直に話す第二のポイントは、「これをわかってほしい!」という思いを強く持つことです。思いの強さは、あなたの表情や目の輝き、身ぶりや手ぶり、声のトーンなどに自然と表れます。途中で言葉に詰まるようなことがあっても、大したことではありません。強い思いには、話し方のテクニックを超えた力があるのです。相手に訴えたい思いを強く持ち、その思いを身体からあふれさせるように話をしましょう。
 早いもので、今回でこの連載も最終回となりました。みなさんの身近な方とのよりよい関係づくりにお役立ていただければうれしく思います。毎月読んでくださいましてありがとうございました。

更新日時: 2009年06月20日 09:26