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【特集】PHP研究員による 相手に伝わるコミュニケーション・ミニ講座

★第三回 態度にも気をつける★

                  PHP総合研究所 主任研究員 三崎 美津江
                             専門分野 【 臨床心理 】
                  http://research.php.co.jp/staff/misaki.html

 私たちが話をするとき、話す内容にばかり意識が向きがちです。でも、『目は口ほどにものを言う』ということわざもあるように、話をする際の態度もとても大切です。今回は伝わる態度について考えてゆきましょう。

●温かい気落ちを持つことから

 態度には、姿勢や身ぶり、表情や話し方など、いろいろな要素があります。それらすべてに気をつけながら話そうとすると、なんだか難しく感じるかもしれません。そこでみなさんにおすすめしたいのが、相手に対して温かい気持ちを持って話すことです。
 温かい気持ちとは、「がんばっているな」と相手を認める気持ちや、「いつもありがとう」と相手に感謝する気持ちや、相手のよいところを見ようとする気持ちなどです。こうした気持ちで話をしていると、その温かみがあなたの態度に自然とにじみ出てきます。すると相手にもそれが伝わり、相手はあなたの言うことなら好意的に受け取ろうとしてくれるのです。
 とくにこれは、人を指導する立場にある方に心がけてほしいものです。指導者はときには相手に厳しいことも言わなくてはなりません。そんなときも、「さらに成長してほしい」、「期待している」という気持ちで伝えれば、相手も厳しい言葉の裏にある温かみを感じ取ってくれるのではないでしょうか。

●「自分が正しい」と思ったときは要注意

 話をしているときの態度で一番気をつけてほしいのは、「自分が正しい」と思っているときです。人は「自分が正しい」と思っていると、攻撃的な口調になったり、相手を見下すような話し方になったりすることがあります。実際、相手の方が間違っているのかもしれませんが、そういう態度で言ってしまうと、相手は心を閉ざしたり、あなたに反感を抱いたりすることもあります。それではどんなにあなたが正しいことを言っていても、相手には伝わらないでしょう。
 「自分が正しい」と思ったときほど、穏やかで謙虚な態度で話すようにしてゆきたいものです。


更新日時: 2009年03月19日 11:47